中国ドラマ「酔麗花〜エターナル・ラブ〜」第45話 あらすじ  - 台ドラ+韓ドラで探せ!

卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)

元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)

元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)

元?(げんてつ)/第十一皇子

元安(げんあん)/皇帝

元漓(げんり)/第十に皇子

朶霞(たか)/阿紫族公主

「不機嫌そうでした」と答える卿塵。元湛は「四兄上の気持ちは理解できる。朶霞公主との婚姻で君を犠牲にしたことに、まだ納得できぬのだろう」と言う。卿塵は「自信があったはずなのに、実際にそうなってみるとやはり違います。愛する人が誰かと婚姻を結ぶ、その気持ちは説明できません」と話す。それに、もうすぐ2人は出征します、堂々と彼のそばにいられる公主と永遠に日陰の私、このままでいいのか近頃よく考えます、私のいる苦難の道と私のいない平穏な暮らし、どちらが彼のため?と。

元湛は「私の知る四兄上なら、間違いなく苦難を乗り越え、君と幸せをつかむ力もある」と励ます。陰で痛みと闘いながら2人の会話を聞いていた元凌は“卿塵の言うとおり、七弟が犠牲を顧みず帝位を狙ったのは、もはや過去のことか?”と思う。

「それに、こたびの戦は私も盟友として助ける」と元湛が言い、卿塵は笑顔を見せる。

兵糧の輸送に影響がないか確かめるため、恵州から川筋を変える件で届いた奏状を読みたいと元湛が言う。戦場へ向かう四兄上たちの役に立つやもしれぬと。卿塵はそれを聞き、一緒に探すことにする。

従者が「この戦は数ヶ月続くでしょう。兵糧が一番の問題ゆえ、急ぎ準備を進めるべきかと」と元凌に言う。「だが、こたび私には時間がない。すぐにでも戦を終わらせねば」とつぶやくように言う元凌。そこに朶霞と元湛が来る。

朶霞が「梁軍が急襲し、?陽と龍涸を失ったわ」と伝える。元凌が「私にその知らせは届いていないが」と言うと「軍の知らせはおそらく明朝届く。これは岷からの密報だ」と話す元湛。

元凌は「七弟の情報の早さは、朝廷の早馬を上回る」と言う。「岷州は私の領地だからな」と元湛は返す。阿紫族と接しており、当然、情報は早く届くと。そして「ひと晩、早く知ったなら策も練られるだろう。父上には知らせておらぬ。2人で準備を進めてくれ」と言う元湛。元凌は「龍涸と?陽は阿紫族の要所だ。たった1日で梁軍に落とされ、悲惨な状況であろう」と言う。「2つの要所を失い、今や洪和城が阿紫族最後の砦だわ。すぐに挽回せねば阿紫族が危ない」と言う朶霞。「いかん。今すぐに…」と歩き出した元凌が倒れそうになり、元湛と朶霞が支える。

「事態は急変した。直ちに阿紫族へ向かう。御前女官の卿塵は常に父上のそばにいて危険だ。都で彼女を守れるのはお前だけだ。卿塵を頼む」と元湛に言う元凌。元湛は「私に彼女を守れと?」と聞く。元凌が「そうだ」と答えると「私を信じると?」ともう一度元湛が聞く。元凌がうなずき「任せてくれ。だが彼女の一番の願いは、四兄上が凱旋することだ」と言う元湛。元凌は“今は卿塵を守るためにも、兄弟で争う時ではない”と思う。

夜。元?に会う朶霞。明日、帰国する朶霞に、大勝を願っていると元?は兵法書を贈る。「想いを成就された祝福も」と元?が言い、朶霞は「今となっては、私が魏国に来たことは正しかったのでしょうか」と話す。元?は「四弟とは…」と気にかける。朶霞は「ただの独り言です」とごまかし「凌王殿下への恩は、一生かけても返しきれないでしょう」と言う。

翌日。出発直前、木?沙は「?王殿下は?」と朶霞に尋ねる。それを耳にした元凌が「十一弟の心配を?」と言うと「出征の際、凌王殿下の隣に常にいたのに姿を見せないので伺ったまでです」と返す木?沙。元凌は「?王は14歳から私と戦に出て経験を積み、今は1人で軍を率いる」と話す。「行軍については2人で話し合ったわ。状況が漏れぬよう伏せていたの」と朶霞も言う。木?沙は「大軍が出征するのに、将兵には何も知らせないと?」と聞く。元凌は「私の戦のやり方はいつもこうだ。情報が漏れたら取り返しがつかぬ」と答える。木?沙は最初はどこの城へ行くのかも聞くが、元凌は「近づいたら話す。戦場に変化は付きものだ。まだ決定できぬ」と言う。

元凌たちが出発し、街を駆けて追う卿塵。しかし元凌を見ることはできなかった。近づいた元漓が「あえて黙って出発したのだ」と言う。卿塵は「分かっている、文が届いたもの」と返す。「父上ににらまれているんだ。距離を置いたほうが安全だろう。心配するな。四兄上はすぐに戻り、永遠にお前の元にいるさ」と言う元漓。

城壁の上から元溟と武娉?も出発した元凌たちを見ていた。「私たちは次に何を?」と聞く武娉?。元溟は「元凌と玄甲軍は簫続と戦だ。我らは都にいる者を消し去る」と答える。武娉?は「朝廷の動向は鳳殿から入るはず。もし元湛を消すつもりなら、御前に居座る巫女・卿塵を使っては?」と言う。「慌てずとも、まずは父上の手を借りて離境天と桃殀を倒し、あの巫女を孤立させる」と言う元溟。武娉?は「気がかりなのは、我らを操り姿は見せぬ暗部の長老です。私たちの動きを知られたら…」と心配する。しかし元溟は「少なくとも離境天を潰したいのは長老も同じだ」と言う。

卿塵は玉の輪を元漓に見せ「珍しい玉なの。何が含まれている?」と聞く。それを手に持ち「こんな割れ方を?」と驚く元漓。卿塵は「知っているの?」と聞く。元漓は「何も知らない」と言うが、ごまかされない卿塵。問いつめられた元漓は「四兄上が言いたくないことを暴くつもりか?兄上はすぐ戻る。自分で聞け」と言う。そんな中、蝙蝠に気づく2人。

卿塵と元漓は城壁へ飛び、元溟と武娉?と戦う。しかし2人に逃げられてしまう卿塵たち。卿塵が「彼が暗部の禁術を修練していたとは」と言う。「九兄上は自滅の道を」と言う元漓。

蝙蝠が戻り「準備は整ったわ。凌、元湛を消し、離境天を潰して帰りを待つわ。母と共に実の父上の敵を取るのよ」と蓮妃は言う。

元湛は?慧と一緒に殷貴妃の元へ。誕生日の殷貴妃は白玉をもらい喜ぶ。

「年の暮れだというのに、まだ忙しいの?」と元湛に聞く殷貴妃。元湛は「帳簿の不正を調べています」と答える。驚いた殷貴妃は「権門の恨みを買う仕事を命じられたの?」と言う。「恨まれようとも、誰かがすべきことです」と言う元湛。殷貴妃は「不正の追求など形ばかりのこと。体勢は決まっている。戦が終わったあと、父上が布告したら思うようにやりなさい」と話す。元湛は「何の話ですか?」と尋ねる。

殷貴妃は「知らないようね。父上は推挙の結果を伏せるよう命じたけど、私には隠せないわ。権門は皆、あなたの東宮入りを支持した。皇太子の座はあなたのものよ」と言う。元安が突然態度を変え不正の調査を命じたのは、自分を権門たちから引き離すためだと分かる元湛。

休憩することを決めた元凌に「この先の三差路はどの道を?」と木?沙が聞く。元凌が指をさすと「左の道が最も近道ですよ。すでに2つの城が梁軍に落とされた。かような時に、なぜ、あえて遠回りを?」と言う木?沙。元凌は「私の行軍のやり方を疑うなら、同行せぬことを勧める」と言い行きそうになる。そんな元凌を呼び止めると、木?沙は「凌王殿下は阿紫族の危機など気にも留めないご様子」と言う。「状況も把握せず軍を率いるなど、私はできぬ」と返す元凌。

木?沙が「策があるなら聞かせていただいても?もしや何か言えぬことでも?」と言うと、一緒にいた朶霞が「総帥の命は軍命よ。黙って従いなさい」と話す。元凌は木?沙に「経験豊富なのに気づかぬのか?魏国を出発した時から梁軍につけられていると」と告げる。元凌の顔を見た木?沙は「凌王殿下は心配性だ」と言う。

元凌は兵たちに「王妃から離れるな。必ず守れ」と命じる。元凌のそばへ行き「必要ないわ。男の後ろに隠れる王妃ではないもの」と朶霞は言う。

莫不平を呼び出した卿塵は「溟王は暗巫の禁術を会得しているのでご注意を」と伝える。残忍な元溟が暗巫の禁術を習得すれば、今後、波乱を巻き起こすと考える莫不平。卿塵は「侍医から暗巫についての情報は?」と尋ねる。莫不平は「侍医と蓮池宮を調べたところ、宮女の症状は巫術によるもの。だが、出どころは分からぬ。陛下から蓮妃様を煩わせぬよう言われ、お会いすることも難しい」と話す。

「禁術は人の生気を奪う。巫族にとっての日?陣と同じ。早く止めなければ」と言う卿塵。莫不平は「この件は、すでに離境天の桃殀長老に知らせ、今日、返事が届いた。“巫典の中に、この禁術を抑える法がある”と。離境天にある“血髄草”という寄草を使えば、暗巫に人の生気を奪わせず、逆にこちらが奪い反撃できるそうだ」と言って、血髄草を見せる。

莫不平は侍医院の王値に「この薬草を試していただけるか?」と血髄草を渡す。万策尽きていた王値は、早速、煎じて患者に飲ませることにする。

元?は阿紫族の領内に入り、この先、?陽という場所で「ここに幕営を」と命じる。

?陽を探らせた元?は「簫続は城内にいません」という報告を受け「四兄上の予想どおり、簫続は大軍で阿紫族に入り四兄上を攻める」とつぶやく。

城の守りはかなり緩いと考えるが、攻撃はせず待機し、一兵卒も失わぬと元凌が決めているため、城外から挑発するだけにする。

宮女たちから生気を奪う蓮妃。しかし宮女たちが血髄草を飲んでいたため、蓮妃は深手を負う。そして封印も乱れてしまう。

封印が弱まり、昔邪は解こうとする。しかし解くことができない。仕方なく昔邪は霊蝶だけを飛ばす。その直後、弱った蓮妃が来る。「姉妹が霊蝶を見つけ、私を救いに来る」と言う昔邪。蓮妃は弱々しい声で「では来るまで、おとなしく待つことね」と言う。

卿塵が昔邪の霊蝶を見つける。しかし何も伝わってこないまま、霊蝶は消えてしまう。氷藍晶を使い、長老と仲間の霊力を借りて一度に大勢の心を読めば、昔邪を捜せると思う卿塵。

卿塵の霊蝶で、桃殀は昔邪が生きていることが分かる。喜んだ桃殀は巫女を呼び「昔邪長老は生きている。救出よ」と告げる。

阿紫族に入った元凌は、幕営で「城は1カ所ずつ奪回する」と朶霞や木?沙、衛長征たちに話す。捕われた城下の民を守れなかったと胸を痛める朶霞。元凌は「素早い攻撃は内通者の手引きやも」と言う。それを聞き「奪われたのは事実。今は城の奪回を優先すべきでは?その後に追及しても遅くない」と木?沙が言う。

?陽は攻めにくく、龍涸は辺境防衛の要所だった。先に龍涸を奪回すれば、敵の補給路を断てると考える元凌。その後、?陽城を包囲すればいいと。

元凌の考えを聞いた朶霞は「そのとおりね。龍涸を奪回後、北上して洪和城で各部族長と会い、?陽城を包囲する」と言う。「この道は龍涸城につながっていませんが?」と言う木?沙。元凌は衛長征に「先鋒隊を龍涸に向かわせ、敵情を探れ。他の者は私に続け」と命じる。

皆から離れ、ひと気のない場所に来た木?沙。簫続の使いが付近にいると思った木?沙は、ここで知らせなければもう伝えられないと思い筒を茂みに置く。その時、朶霞が来る。

木?沙はここから近い?陽の話をする。魏国へいく前は栄えていたが、今、戻ってもあの光景はない、もしも魏国に行かなければ梁国に奪われなかったと。「戻りましょう。誰かが捜しに来るわ」と言う朶霞。2人が戻ろうとした時、朶霞は茂みにある筒に気づく。

ーつづきー

殷貴妃は元湛が皆から推挙されて、皇太子にもう決まったと思っているのねヾ(?ω?`;)?

元安の本心に元湛は気づいたというのに。

元凌が元湛を信じてくれたのはよかった。

皇太子の問題もあると思うけど、2人には仲良くしてほしい。

蓮妃はあんなに弱まっているのに、昔邪は逃げることができないのね(;△;)

そして霊蝶も何も伝える事ができず…。

でも、昔邪が生きていると卿塵たちに分かってよかった!!

それに久しぶりの昔邪登場は嬉しい(*≧ω≦*)

元凌は木?沙を信じていないよね…。

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