3会場でインターネット順次生中継1F処理水処分５方法審議、8月30日31日〜初の公聴会
二次汚染と直結する貴重な公聴会ですので、
現地へ行けない方でお時間のある方は、
是非インターネット生中継をご覧になってください。
2018年8月30日10時00分〜12時30分
富岡会場
日時平成30年8月30日木10時00分〜12時30分
会場富岡町文化交流センター学びの森
(資料)
議事次第
多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会
説明公聴会資料pdf:5518KB
当日表明する意見の概要
(インターネット中継URL)
〜参考〜
2018年8月29日
処理水の処分方法を検討している国の小委員会は
2018年8月３０、３１日、
国の作業部会がまとめた報告書では、
処分方法として
１海洋放出
２水蒸気放出
３地層注入
４水素トリチウムを含むに変化させて大気放出
５セメントなどで固めて地下に埋設
が提示されている。
試算では海洋放出が最も短期間に低コストで処分できるが、
漁業者の風評への懸念は強い。
トリチウムの分離技術については、
実証事業の結果、
直ちに実用化できる段階にある技術は
確認されなかったとしている。
海洋放出
希釈し、安全確保した上で海に放出する。
海の近くに取水ピットを設置し、水をくみ上げて濃度を薄める。
希釈する倍率によって水の確保方法が変わる可能性もある。
処分期間は４年４カ月〜７年４カ月で
費用は１７億〜３４億円。
水蒸気放出
前処理なしで蒸発処理し、
トリチウムを含む水蒸気を蒸発装置に送り、
高さ約６０メートルの排気筒から
高温水蒸気として大気に放出する。
スリーマイル島原発米国で
トリチウムの含まれる水をボイラーで蒸発させた実績がある。
処分期間は６年３カ月〜９年７カ月で
費用は２２７億〜３４９億円。
地層注入
パイプラインで地下２５００メートルの地層に注入する。
前処理なしの場合、
処分期間は５年９カ月〜８年６カ月で
費用は１７７億〜１８０億円。
３８〜７６年の監視が必要だが、
長期的なモニタリング方法は確立されていない。
希釈した場合の処分期間は
７年２カ月〜１３年で
費用は５０１億〜３９７６億円。
水素放出
前処理なしで水素と酸素に電気分解し、
発生した水素ガスを大気に放出する。
電気分解の前処理工程で
２次廃棄物として不溶物が発生する可能性がある。
処分期間は５年８カ月〜８年５カ月で
費用は６００億〜１千億円。
地下埋設
前処理なしでセメントなどを混ぜて固形化し、
コンクリートの区画内に安全性を確保した上で地下に埋設する。
処分期間は５年２カ月〜８年２カ月で
費用は１２１９億〜２５３３億円。
３８〜７６年の監視期間が必要となる。
２日間で４４個人団体が意見
公聴会は
2018年8月３０日に富岡町、
2018年8月３１日に郡山市と東京都で開かれる。
主催する国の小委員会は、
これまで検討してきた海洋放出のほか、
地層注入や水蒸気放出などの処分方法を説明する。
２日間で４４個人団体が意見を述べる。
各会場ともインターネットで中継される。
〜参考〜
これ以上、海を汚すな！
急な体調不良のため講師変更
〜参考〜
1FALPSの死角処理水の放射性物質残留
ヨウ素129基準超え60回2017年度
〜御注意〜
講師予定だった筒井哲郎氏
が急な体調不良のため降板。
従って、後藤政志氏元東芝原子炉格納容器設計者へ
急きょ講師が変更となった。
脱原発福島ネットワーク
2018年8月26日
〜参考〜
2018年8月27日
〜参考〜
1Fトリチウム水処分問題
〜参考サクラまで募る歪さ〜
学生を金品で動員原子力巡ってまた不祥事
〜核のごみ処分地に関する意見交換会で謝礼
2017/11/27東洋経済新聞
2018年7月14日福島民報
政府の小委員会は2018年7月13日、
都内で第9回会合を開き、
処分の方法や時期について国民の意見を聞く公聴会を
2018年8月30日に福島富岡町、
同31日に福島郡山市と東京都
で開くことを決めた。
海洋放出など5つの処分方法の社会的影響、
トリチウム水の貯蔵量
などを示した上で意見を求め議論を加速させる。
早ければ2018年7月中に意見表明者の募集を始める。
各会場とも十数人程度で個人と団体代表に区分する。
傍聴者は会場の規模に合わせ、50100人程度とする。
政府の有識者会議が技術的な観点で評価した
処分方法は
地層注入、
地下埋設、
海洋放出、
水蒸気放出、
水素放出
の五つ。
小委員会がまとめた処分方法ごとの社会的影響は
表の通り。
影響のある地域や対象、期間ごとに分類した。
小委員会がまとめた説明資料案では、初めに結論ありき
地層注入と地下埋設は、
社会的な影響を与える地域は福島第一原発近郊に限定される
が、処分終了後もモニタリングが必要な可能性があるとした。
海洋放出や水蒸気放出、水素放出が影響を与える期間は
処分開始から終了時までとした。
処理方法の決定には
風評被害などの対策が欠かせないと強調した。
トリチウムを保管するタンクは
増え続け、
現在は約680基、貯蔵量は約89万5000トン。
容量を約137万トンまで増やす計画だが
敷地内でのタンクの増設は限界が近づいており、
タンクにため続けることはできないと明記した。
溶け落ちた核燃料デブリの取り出しの作業スペース、
使用済み核燃料の保管場所
などを確保するため、タンク撤去の必要性
を含め現状を説明する。
公聴会の会場は
未定だが時間は次の通り。
福島富岡町2018年8月30日午前10時午後0時30分
福島郡山市2018年8月31日午前9時30分正午
東京都2018年8月31日午後3時30分同6時
〜参考〜
福島第１原発処理水先送りせず解決を自民第７次復興提言案
〜当地の被曝事項も含み人権問題は二の次に、
国際的見栄えの観点から、
是か非でも、東京オリンピック2020までに
福島原発事故関連に一応の終止符を打ちたいのが
自民党の骨子案〜
第１原発処理水先送りせず解決を
自民第７次復興提言案
2018年7月13日福島民友
〜参考〜
NDF東京電力福島第一原発の廃炉のための技術戦略プラン2018枠組み公表
第17回廃炉汚染水対策福島評議会
2018年7月4日
〜あの日から、明日へ〜ver20187
東京電力ホールディングス株式会社
海と日本プロジェクト
<ソーシャルイノベーションニュース>
2018年4月30日
作業全体の方向性提示へ廃炉汚染水評議会
2018年7月6日福島民報
今秋作成する
技術戦略プラン２０１８で、
新たに汚染水対策や
使用済み核燃料プールからの
核燃料取り出しを含めた
廃炉作業全体の方向性を提示する。
2018年7月4日、
富岡町で開かれた
方針を示した。廃炉に向けた技術戦略で
これまで重点的に検討してきた
溶け落ちた核燃料デブリの取り出しと
廃棄物対策
に加えて、
汚染水対策と
使用済み核燃料プールからの核燃料取り出し
を含めた四つの項目を関連づける。
デブリ取り出しと
使用済み核燃料プールからの核燃料取り出し
の並行作業やスペースの確保、
作業中の原子炉建屋内の滞留水の漏えい防止対策
などを盛り込む予定だ。
今秋に
３号機の使用済み核燃料プールから
核燃料取り出しが予定されているなど
廃炉作業が前進したとして、
整合性のとれた取り組みが不可欠と判断した。
戦略プランは、
国と東電で作る廃炉の工程表中長期ロードマップに
技術的根拠を与える目的で
が2015平成27年度に作成し、毎年更改している。
廃炉汚染水対策福島評議会は
委員が
取り除く多核種除去設備で処理した
水の放射線量を測り、
ことを確認した。
PS
〜参考〜
経産省前テントひろば
福島トリチウム汚染水対策8つの質問提言含む
経産省交渉
2018年6月1日
動画の最後に関連資料多数あり。
蒸発後述5つの処分方法選択肢の中から参考例
国の作業部会の5つの処分方法案の比較
地層への注入
希釈して海洋放出
蒸発
水素に変化させて大気放出
セメントなどで固めて地下に埋設
〜参考〜
東電会長海洋放出発言に波紋〜福島第１原発トリチウム水、増え続け処分に苦慮
〜参考〜
社会的影響推定海洋放出では10年、地層処分なら100年政府1F汚染水処理小委員会
〜悪しき海洋放出を推進するための
政府原子力規制員会の口実〜
<1F汚染水処分社会的影響推定>
本音海洋放出100年>地層処分10年
建前海洋放出10年<地層処分100年
海洋放出では10年、地層処分なら100年
第１原発汚染水処理
2018年5月19日福島民友
〜参考〜
