夫の社最終日。お礼のお菓子。
9月末で夫は社を正式に退きました。社を設立してから16年です。無事に社に譲渡され、その後も順調で何の心配もありません。そんな夫の社最終日の出来事を書いています。
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最終日の朝礼。私も顔を出し、夫は寄せ書きとプレゼントを受け取りました。皆で写真も撮ってセレモニーは完了です。
さて夫の社最終日に寄せて、私は菓子折りを用意していました。人数分のちょっと高価なお菓子の箱詰め。冷蔵の必要もなく、日持ちもするし、添加物もなくて、たぶんちょっと珍しくておいしそう。出張した時に見つけたんだ夫からのお礼の気持ちとして皆に渡してもらうつもり。夫はそんな気は利かないだろうから私が用意しました。
朝礼の間ずっと私が持っていて、そろそろかなというタイミングで、夫にこれ、皆にとこそっと渡しました。
夫はそれをリーダー格の社のひとに差し出しました。
もちろん、これ、ささやかだけど感謝の気持ち。皆で分けてという言葉を添えてのはずが、夫は、なんとなんと、
これ、メイから
って言って渡したんです!
違う違う!買ったのは私だけどアナタの代わりに買ってきただけ。メイからじゃないの!去りゆく元顧問夫から感謝を込めて皆さんに、なの!
あぁ〜、もう!正直にも程がある。説明不足だったのか。当然わかる阿吽の呼吸のつもりだったのは私だけだったんだ。甘かった!
渡された社のひとは私に向かってありがとうございますって言ってくれる。違うの、違うの!違うんだってば〜(><)
最後の最後まで夫は夫だった。
そんな夫の社最終日シリーズは次が最終回。次回は夫の気持ちです()