エッセイ:できるだけ薬を飲まない私の健康法Part2!免疫力をあげるために常用している食材!

できるだけ薬を飲まない私の健康法免疫力をあげるため必須の食材!

前回はスペースの関係で、私が気になっている免疫力をあげる食材について触れきれなかったため、第2段として前回書きそびれた分について触れておきたい。今回は、クルミやゴマそしてバナナを取り上げておきたい。それというのも、クルミもゴマも、摂りにくいビタミンミネラルの豊富だからだ。また、バナナも手軽に食べられ、かつ有効な栄養素の宝庫だ。

くるみの脂肪はn3系脂肪酸とn6系脂肪酸が理想的配分!

一般に、くるみは医者いらずといわれる。それというのも果肉の6〜7割が脂肪分で、その脂肪はn3系脂肪酸とn6系脂肪酸が主であり、その比率が1:4n3系脂肪酸n6系脂肪酸という理想的配分になっていて、そのため血液をサラサラの状態にしてくれる。このため血行が良くなり、血圧を下げることが期待できるという訳。また、くるみは-リノレン酸が含まれているため善玉コレステロールを増やしてくれる。結果、動脈硬化心筋梗塞なども予防になるという。

タンパク質も良質で、カロテン、ビタミンB1ビタミンB2、ビタミンEなどが豊富でカルシウム、リン、鉄などのミネラルも豊富だ。エネルギー源として滋養強壮や虚弱体質改善に効果が期待できる。またビタミンB1を多く含んでいるため、疲労物質である乳酸を分解する働きがあるので高齢者や小児、病後の体力回復などには、特に効果的と言われている。

クルミにはトリプトファンというアミノ酸が多く含まれているので、メラトニンの分泌を促進してくれるという。結果、このメラトニンが神経を沈めてくれるので不眠に効果ありそうだ。また、くるみには食物繊維が多く含まれているため、便秘解消に効果があるといわれる。さらに、血行を良くする-リノレン酸と抗酸化物質、代謝を促進させるビタミンB1ビタミンB2などの影響で肌を活性化をしてくれるため、その多角的皮膚代謝機能のために肌の老化やシミシワを軽減してくれるといわれている。

くるみの食べ方については、生でそのまま食べてもいいのだが、私はくるみをホットケーキの材料に入れて焼いたり、自家製スコーンに入れたりして食べている。こうすると、クルミは柔らかくなって歯に負担をかけることなく食べられる。わが家のスコーンには、クルミや干しブドウをたくさん入れ野菜ジュースやアップルジュースで溶いて、オーブンで焼いて食べる。ポテトサラダなどに入れても、おいしく食べられるだろう。

黒ごまは10種類もの抗酸化物質を含むスーパーフード!

私は黒ゴマを、何にでも振りかけて食べる。例えばほうれん草のお浸しやお好み焼き、キャベツや玉ねぎのいためものなどにもぱっぱと振り掛ける。なぜゴマがいいかといえば、黒ゴマは10種類もの抗酸化物質を含む驚くべきスーパーフードだといわれるからだろう。人体で最も活性酸素に冒されやすいのはどこかというと、血管の細胞膜だという。細胞の外壁を構成する脂質が酸化されて破れ、内部にある細胞核まで侵され紺胞が壊れて染色体と遺伝子まで侵されて傷が付くと、ガン細胞が生まれるそうだ。

ゴマは活性酸素やウイルスの攻撃を寄せつけない豊富な抗酸化物質が濃縮されているので、とかく害を及ぼす活性酸素を防く役割をする。黒い色素は、アントシアニンと呼ばれる。抗酸化作用、炎症を防ぐ作用、免疫力増強の作用が非常に強い。黒ゴマの黒い色素は髪を黒くするし、ゴマに多いビタミンE、ナイアシン亜鉛も育毛を促進する。また、このアントシアニンは、眼の網膜にあるロドプシン暗い所で物を識別させる必要な成分ビタミンを含むという視物質の合成を活性化させるので、眼精疲労や視力の回復、糖尿病による目の疾患などの目の健康に重要な役割を果たす成分として注目されている。

さらに、アントシアニンは眼精疲労や視力の向上だけにとどまらず、動脈硬化や血液をサラサラにする効果まで期待できるという。というのも、活性酸素を抑制するため血液をきれいにする作用があるからだ。その働きにより、動脈硬化血栓症を防ぐことが出来る。そのため、虚血性疾患や、脳血管障害、さらにはガンの予防効果があると言われている。故に、ヨーロッパではアントシアニンによって、抗血栓、脳血管障害などの医薬品の成分として使われている。私はこのゴマを簡単摂れるように、使用済みの薬瓶などに入れて冷蔵庫のポケットに保管している。そうすると、出すのが面倒がいらないのですぐ食べられて重宝。

バナナ栄養素は果物の中でもトップクラス!

もう一つ、バナナの栄養素は軽視できないだろう。バナナの栄養素は、200中ビタミンは32mg、ビタミン1、2、ナイアシンも含まれていて、これらは美容ビタミンと呼ばれ果物の中でもトップクラスだそう。カリウムが720mと突出して多いので、血圧を下げ脳卒中予防にも貢献するという。また、マグネシウムも64mも含まれているので心を安定させ、リラックスさせる効果がある。他には食物繊維も多いので、腸内環境改善もしてくれる優れもの。さらに、豊富なポリフェノールによる抗酸化作用によって、アンチエージング効果もあるといわれる。

ただし、問題もある。バナナは暑い所で実る果実なので、寒い季節にバナナを食べると胃腸が冷えてしまうという点が難点だった。けれど、そこはホットにして食べればいいのではないかという理窟になる。バナナを温めると確かに酵素やビタミン類はその働きは失われしまうが、ファイトケミカルの吸収が良くなり、オリゴ糖が増えるため抗酸化作用や便秘解消効果がアップすると言われている。というのも、バナナを温めることでファイトケミカルを包んでいる細胞膜が壊され、体内に吸収しやすくなるからだ。細胞膜が壊されたファイトケミカル活性酸素を抑制してくれ、免疫力がアップするそうだ。冬はホットにしてでも食べたい食物だろう。しかもすぐ食べられるのが嬉しい食物だ。ホットバナナの作りかたを紹介しよう。

ホットバナナの作り方

電子レンジ

ホットバナナの作り方は、600の電子レンジで、皮をむいたバナナを30〜40秒温める。

オーブントースター

皮をむくのも面倒という方には、オーブントースターでバナナを丸のまま焼こう。ざっと暖かくなればいい方は、1000Wで3〜5分。もっと完全に火を通したい方は、7分位焼くこと。お好みでどうぞ。後は皮をむいて食べるだけ。スライスして、ここにヨーグルトなどをかけて食べれば、ビフィズス菌も摂れ善玉コレステロールも増やせて一挙両得!冷蔵庫から出したヨーグルトも、ほんのり温かになり食べやすい。お腹が心配という方も、これならば食べやすいはず。ほんのり温かい程度なので、ビフィズス菌は死なないので安心!

ヨモギは貧血予防、浄血作用の促進、心筋梗塞などを予防!

他に気になる食材として、私は時雑草のパワーを利用する。これはファイトケミカルといって葉っぱパワーを活用することである。食べられる雑草にはノビル、はこべ、ドクダミなどがあるが、代表的なものはヨモギ。あの草モチで有名なあのヨモギである。なかでも驚くべき効能を発揮するのはヨモギだ。ヨモギは春先には、土手とか川原、道端などに生えているが、驚くほどの栄養素を含んでいてほとんどの病気に対応するヨモギ。ビタミン、ミネラル、クロロフィル、カロテンフラボノイドなどが含まれいて、食品としてもお茶としても入浴剤しても使える。

その効能としては、貧血の予防がある。ヨモギには豊富に鉄分が含まれているが、これにクロロフィル葉緑素が加わりダブル効能で造血作用が促進される。と同時に浄血作用の促進もしてくれる。ヨモギに含まれる-カロチン、クロロフィルの作用で血液中の老廃物を排出して血液を浄化する。また、豊富なクロロフィルが、悪玉コレステロールを排出するので、結果コレステロール値が下がり血中の脂質が正常になるため、心筋梗塞脳梗塞の予防になるという訳だ。

ほうれん草の10倍以上の食物繊維を含んでいるヨモギ。その食物繊維で腸をキレイにしてくれるので便秘の予防になるし、その食物繊維も1/5000の細かいクロロフィルが、小腸の繊毛まで入り込んでいくのでデトックス作用もしてくれるという。また、クロロフィルは発ガン原因の一種である染色体異常を抑えると言われ、-カロチンによる免疫力アップ作用、浄血作用などによって発ガンを防止する効果が期待できると言われる。ヨモギに含まれるベータカロチンは、髪の毛を健康に保ち皮膚や粘膜を正常に保つ作用がある。リンとカルシウム双方が含まれているヨモギのリン酸カルシウムは、骨や歯を形成してくれるという。

ヨモギの葉をお風呂に入れる入浴法はアトピー性皮膚炎の人、冷え性の人の治療法に効果があると言われている。ヨモギは鎮痛作用があり、保温作用もありますのでアトピー性皮膚炎の人だけでなく、冷え性の人にも効くと言われている。入浴剤として利用する場合はヨモギを一度乾燥させてから、ネットに入れお風呂に浸すといいだろう。私はこのヨモギヨモギもちにしたり、葉っぱをそのままお好み焼きに入れて食べたりしている。

たくさん採取できる時に収穫して、それを湯がき刻んで冷凍保存しておくと蒸しパンなどに応用できるだろう。ヨモギ茶も、昔から飲まれていた。お茶として使用する場合は、一度よく洗って乾燥させたものを使うと効果的だろう。いずれにしても、便秘予防、デトックス、貧血防止、コレステロール排出、浄血などたくさんの効能が期待できそうな雑草である。漢方薬にも使用されているくらいの効能なので、食に生かさないという手はないだろう。他にノビルやハコベなどは、おひたしにして充分食べられる。含まれるビタミン類、クロロフィルは濃いため、充分な効能も見られるだろう。

ブログ更新しました。

今回は、私が常用している食材で前回にスペースの関係で掲載でききれなかったものを今回掲載いたしました。次の機会に飲み物について、続きを書いてみたいと思います。