夜の街 - マリヤンカ mariyanka

久し振りに娘のライブを聴きに夜の街へ出掛けました。

暗いビルの谷間には、

昼間とは全く違う空間が広がっています。

ゆっくり歩いていると、

ぞくぞくするような風景に出会います。

車のライトが当たる度に、

ビルの花崗岩の中の、

雲母か、石英か、がきらきらきらめきます。

モダンなビルの間から、

崩れかけた木と土壁の建物が見え、

素材間の違いが際立っています。

けれど、撮った写真には

その時見えたものも、感じたものも

何も撮れませんでした。

絵に描くしかない、と思うのですが…

写真が手軽でどんどん撮れるので、

パッと撮って済ましてしまいます。

下手でも絵の表現はやっぱり素晴らしいとつくづく思うこの頃です。

街灯と樹木が一体化していました。

工事中のビルと、低く垂れこめた雲。

各地でのライトアップをやめてほしい。

千枚田のライトアップが幻想的?

「幻想」の意味を取り違えないでほしい。